こんにちは。
ブログを見つけてくださりありがとうございます。
[完成まであと910日]
突然ですが、湯河原に
ギターが美しく響く家
セカンドハウスを建てることに。
家の完成までの長い道のりの記録です。
C不動産との出会い
土地なんて不動産屋さんにいけば
すぐ紹介してもらえると思っていました。
ところが、コロナ禍でリゾート物件が人気とか。。。
不動産の案内すら予約制で2週間待ち
なんだか焦りの気持ちが。。。
せっかく思いついた
ワーケーション構想が実現できないの?
と気持ちがトーンダウンすると同時に
“なんとか実現するぞ”
という闘志も湧いてくる。
日々不動産サイトをみて
メールを出して
みたものの
どこからもそっけない返事が返ってきます。
その時、突然
C不動産の上森さん(仮称)から電話が
「ご案内したい物件があります」
もう、すぐに約束をして見にいくことに。
3箇所を見学
上森さんは不動産営業は始めたばかりとのこと。
そのせいか、とても熱心。
3件を案内してくれました。
まず、1件目は
広い雑草が生い茂った横長の土地
住宅用の土地というより
道路下の、ただの空き地。
崖地で下の道路からは7m高く
もう一方の道路面からは5mくらい下がっていて
つまり崖と崖のあいだ。
どちらからも車が乗り入れできない
つまり、工事車両は入れない
それは建築するのには最悪条件です。
反面、前の土地に家がたっても
眺望が遮られることはない
遠くに少しだけ海が見える!!
海が見たいなら海辺にすれば、と思われますが
海の近くは潮風で家がすぐいたむのです。
これくらい離れていれば
潮風の影響もありません。
ここだ!!
もう心の中では叫んでいました。
崖っぷち
2件目も崖地の三段のひな壇になっている3つの分譲地。
一番上の段の土地はその上の森が土砂崩れしそう
二段目の土地は下の家が立つと
何も見えなくなる
三段目は崖っぷちで海も見えない
でも道路から車が入れる
湯河原はどこも崖が多い
擁壁(ようへき)だらけ
3件目は
温泉付き分譲団地の中。
すぐ建築できるように
整地してあり
インフラも整い
温泉権もある
二階建てにすれば海も見えるらしい。
建築には好条件です。
でも両隣前後は
家が立ち並び
普通の住宅地っぽい
条件のことは忘れ
どう考えても3件目の土地が
一番適正なことはわかっています。
上下水道完備
温泉も引ける
車も乗り入れできて
家を建てても駐車場もゆとり
建築に良い土地の条件は
道路面からフラットなこと
擁壁がない
工事車両が乗り入れられる
わかっています。
でも!
1件目にしたい!
2500万円??
でもその一件目は、すでに内見者がついていて
建築と価格交渉に入っているとのこと
C不動産の上森さんいわく
「2500万円くらいで建てられるんじゃないですか」
今どき2500万円は無理だと思ったけれど
3500万円くらいならいけるかも
前のお客様がキャンセルになったら
手に入れたい!
そう思った次第で。。。
なんの根拠も検証もありません
あまりお金のことは考えない頭の構造です。
どんな家になるか、という想像ばかり。
なんとかなるんじゃない
無事、前のお客様は予算オーバーとのことで
キャンセルになりました。
念のため設計者である息子に
土地を見てもらうと
「なんとかなるんじゃない」
との返事。
それなら、ここに決定です!
“なんとかなる”
という答えのなかには
“建築費はかかるけれど”
という言葉は省略されていたことに
気が付きませんでした。
今考えると
土地を選ぶって
もっと慎重に調査してから
決めるものだな、と反省
なのですが
今までの人生も
思いつきと
勘だけで生きてきたので。。。
いよいよ家づくりの始まりです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
完成した家はこちらのホームページでご覧いただけます。
[湯河原のギターと建築]
湯河原のギターと建築